森林にも迫る高齢化

 「ノーベル物理学賞を日本人が受賞した」と話題になっていますが、受賞者の真鍋淑郎さんが日本で研究を続けられなかったことは同じ日本人として残念なことで、その点アメリカは流石だなと感服します。日本もいつの日か基礎研究が出来るような国になってほしいものです。

真鍋さんの研究の凄さは、地球を取り巻く炭酸ガスの影響で変わる地球温暖化の数値化で、炭酸ガスの排出量を抑えないと地球は大変なことになると世界の人々に一早く警告されたことです。 

 過去には生き物が排出する炭酸ガス量と森林が吸収する炭酸ガス量のプラスマイナスのバランスがとれていたのが、人類が化石燃料など多量に使って経済活動をしているために、どんどん温暖化が進み、北極の氷山が小さくなり、ヒマラヤの氷河が解け、草原が砂漠化し、想像できないほどの大きな山火事が起こり、日本では季節感が崩れ、台風や集中豪雨が頻繁になっています。

 日本経済新聞によると、日本の森林は高齢化し、最も炭酸ガスを吸収できる樹齢30~40年頃の樹木は少なく、樹齢50年を超える樹木が50%以上にもなっているようです。これらの高齢化樹木は台風などに耐えられず、倒木災害を起こしています。

このような現状も、安価な外材を好み国土の未来を考えない経済活動の結果だと思われます。

詳細は日本経済新聞の記事をご覧ください。