ふるさととくぢ集落支援員だより(3月号)

地域もちつき大会の一場面

 集落支援員として徳地にお世話になり始めて3年目を迎えています。沢山の方々から暖かいお言葉や厳しい叱責を受けながら、その一つ一つを栄養にして成長できる喜びを噛みしめてきました。

2年間続いたこの“集落支援員だより”も今月号で終わります。

「いつも楽しく読ませてもらっています」「いろいろなことをされているんですね」と声をかけていただくことが大きな励みになりました。長い間のご愛読誠にありがとうございました。

振り返って「集落支援員とは何をすればよいのか」をいつも考え続けてきました。最初のころは、地域の皆様に顔を知ってもらおうと、各地で行われるイベントには努めて参加してカメラを片手に写真を撮りまくっていました。

「あの人見かけん人じゃけど誰かいね」が、いつの間にか「また来てね」と会う方々の言葉も変わっていきました。

「地域の皆様との話し合いを通して地域課題を探り、地域の方々と一緒にその解決策を考える」。言葉では簡単に言えますが「ではどうするか」。地域課題に終わりはありません。

これからもこの難題に皆様と一緒に一つ一つ試行錯誤しながら取り組んでいきたいと思っています。引き続きご支援ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

(集落支援員:市原)

ふるさととくぢ集落支援員だより(2月号)

台唐(だいがら)でお餅つき

イベントを企画して、徳地の魅力を発信し、人を招き入れる方法を仲間と考えています。

一般的に、イベントが魅力的に感じられる決め手は、タイトルが5割、写真が4割、その他1割だそうです。つまりタイトルをいかに魅力的に作れるかがカギです。

徳地には恵まれた自然、古い歴史・文化があります。発信の仕方によっては外部の人を引きつける力は十分あると考えています。

私は試しに、「台唐(だいがら)で餅をつき、もんで食べよう」/「徳地和紙を漉いて紙製品をつくろう」といったタイトルを考えて仲間に話しました。するとある人から、「台唐が何か分からない」「徳地和紙の魅力が伝わってこない」と意見をもらいました。

そこで、台唐の仕組みや、徳地和紙は強く賞状にも使われていることなどを丁寧に説明したところ、

「テコの原理でおもちつき、『台唐』体験」/「丈夫な徳地和紙で自分だけのお財布をつくろう」

とわかりやすいタイトルに変わっていきました。

徳地の魅力を掘りおこし、わかりやすく発信し、人を呼び入れて、更に活気ある地域にしていきませんか。

(集落支援員:市原)

徳地ワイガヤの会(第53回)

1.TABICA現地体験場所について

 近辺の体験できる場所を皆んなでスマホを見ながら検討した。

 ①「真砂の豆腐」体験  \2,000 益田市

 ②「竹灯籠づくり」体験 \1,250 益田市

 ③「きき酒」体験    \2,500 益田市

邑南町の体験は4,5時間かかるものばかりでスケジュール的に厳しいので辞める。

⇒結果として①「真砂の豆腐」体験に決定。

 ホストの益田市観光協会と今後のことを話し合ってスケジュールを決める(市原担当)

2.「かわまちづくり」について(吉松)

 1/15自治会連合会議(39地区)、商工会、各種団体(観光協会、文化協会、歴史放談の会等)と連携取って、検討委員会を立ち上げることとなった。  14,5人か。

 何故かわまちづくりが必要かを練って、行政と話せるようになることが第一段階。  次回2/17予定。

3.その他  

 徳地の石風呂について。

世の中には石風呂は各地にあるが、鎌倉時代から800年も使い続いているところは徳地しかない。この稀少価値を最大限に活用し「徳地は石風呂のまち」を世の中に発信すると面白い。

徳地にしかないもので売りだす方法をかんがえるとよいのでは。

等の雑談をした。       以上

ふるさととくぢ集落支援員だより(1月号)

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

 昨年暮れ島根県邑南町口羽地区を訪ねました。人口約700人、高齢化率58%、20集落の地区です。

「若者は帰ってこない」と覚悟を決め、100人中100人が75歳を越えた時どうなるかを皆んなで考えられたそうです。困りごとは3つに絞られました。①地域自治が困難になる ②田畑が荒れる ③日常生活に困る。

これらを解決するために、臨機応変に代行できる「お助けセンター」として、「口羽をてごぉする会」を2010年に立ち上げられました。やる気のある者が議論して、問題点を絞り、やれるところからやり始めることになりました。

新聞配達店が高齢で廃業になれば出来る人が新聞配達を引き継がれました。今97歳のおばあちゃんがチラシの折り込みの仕事を元気にされています。

やる気のある女性10人が仕出し業を引き継ぎ、仕出し・食品加工・食用鯉の養殖販売事業に取り組んでおられます。

2019年より予約方式の有償運送事業を始め、通院や買い物など日常交通ニーズの9割は解決されているそうです。運転手は30人。

今、地区で経済が循環するよう特に木質バイオマスによるエネルギーの自給自足の研究が進められています。

過疎のむらから日本社会が確実に変わりつつある「息吹き」を感じました。

(集落支援員:市原)

集落支援員だより(12月号)

「ふるさととくぢ」3月号、4月号で佐波川美化ボランティア活動について書きました。たくさんのボランティアの方々が大やぶとなっている河川敷をきれいにされている記事でした。

今、そのすぐ上流を、山口県防府土木建築事務所(以下県土木)が発注者となって河川改修工事が行われています。正式には「佐波川総合流域防災(緊急対策)工事」で、下八坂横野から才契、小古祖にかけて来年2月28日までの予定で進められています。このあたりは大きな木があちこちにあってボランティアの方も「我々では処置することが難しい」といわれていました。

大水がでると大きなゴミが引っ掛かり災害につながりかねないところです。県土木の担当者の方が「広報誌『ふるさととくぢ』で地元の人たちが自主的な活動として河川をきれいにされている記事を読みました」と言われていました。

ボランティア活動がこの工事に影響を及ぼしたかどうかはわかりませんが「地域の方々の安全」にささやかでもつながっていればこれ以上嬉しいことはありません。

小さな活動として始められたボランティア活動とのことですが「見てくださっている人がどこかに必ずおられる」ことを改めて気付かせていただきました

   ~廣瀬橋から見た工事風景~

(集落支援員:市原)